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寒い季節に歯がしみる?
肌寒い日が続きますが、おかわりはございませんでしょうか。 コートや手袋が手放せない季節となってきました。
この時期になると気温のせいか、患者様から歯の問い合わせが多くなることがあります。
むし歯でもないのに歯がしみてしまう……今回はこの「知覚過敏」についてお伝えします。

知覚過敏とは?
冷たい風や冷たいお食事や飲み物をとった際に、歯が痛んだりしみたりする一過性の症状のことをさします。
冬場は水道の水もつめたくなりますので、お口をゆすいだ時に歯が痛んだり、しみる症状が出る方がいらっしゃいます。 夏場は、暑いので冷たい飲み物やアイスクリームを食べる機会が増えることから、気になる方が増える傾向かと思います。
冬場でも歯がしみないよう、知覚過敏のケアをしていきましょう。
知覚過敏をケアする「歯の磨き方」
1.知覚過敏用の歯磨き粉を使いましょう
薬用成分である「硝酸カリウム」や「乳酸アルミニウム」が入った知覚過敏ケア用のハミガキ粉を継続的に使用することが大切です。
<硝酸カリウム>
刺激が神経へ伝達されるのをブロックしてくれます。
<乳酸アルミニウム>
刺激が伝達される通り道を封鎖することで、知覚過敏による痛みを防いでくれます。
2. 軽い力で小刻みにみがく
ハブラシは、5~10mmくらい小さく動かしながら、軽い力でみがくようにしてください。
3. すすぎはぬるま湯で
冷たい水は刺激しやすいので、ぬるま湯ですすいでください。
知覚過敏の原因である露出している歯の根元は「根面う蝕」(歯の根の虫歯)になりやすいため注意が必要です。また、噛み合わせの不正や歯周病も原因のひとつとして考えられています。
知覚過敏の症状が出始めた際は、早めに歯科医院に相談しましょう。